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伊射奈岐神社 (天理市) : ウィキペディア日本語版 | 伊射奈岐神社 (天理市)[いざなぎじんじゃ]
伊射奈岐神社(いざなぎじんじゃ)は奈良県天理市にある神社。崇神天皇陵近くの天神山に鎮座する。 ==歴史== 延喜式神名帳にある城上郡の伊射奈岐神社に比定される。楊本天神、楊本天満宮と称し、かつては南東の山田垣内にあったといわれる。文明年間には現在地に鎮座し、楊本の総鎮守とされていた〔『大乗院寺社雑事記』 文明17年9月26日(1485年11月12日)条〕。寛正2年4月6日(1461年5月24日)には興福寺大乗院主・尋尊が、天文22年2月28日(1553年4月20日)には三条西公条が参詣している〔『大乗院寺社雑事記・吉野詣記』〕。同24年8月29日(1555年9月24日)には後奈良天皇が綸旨を下し、8月だった神事を9月に定めるとともに、柳原淳光に皇室再興を祈らせた。江戸時代には柳本藩主織田氏の庇護を受け、柳本藩社と呼ばれた。 かつては神事は8月10日に行なわれ、3斗が神楽料にあてられていた〔『三箇院家抄』〕。祭礼は簡素化されたが、明治初期までは猿束、狐束、柘榴束などと呼ぶ7種類の御供を作って渡御をする神事があり、元亀2年8月10日(1571年9月9日)に作られた御供用の板木2枚が残っていた。板木は桜で、1枚は表に鮎、裏に梅と蝦を、もう1枚には鯉が描かれる。
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